話のネタをくれたI氏に感謝を込めて
二次元の女の子が好き
大好き、愛してる。
そんなことを言い始めたのは、高校に入ってからだろうか?
当時は単に見てくれが可愛いというだけで、好きと言っていたようにも思う、今もあまり変わってはいないだろうが。しかし、大学に入ってからすこし変わったと思う。性格というかキャラ、というものまで見て判断できるようになった。そのあたりからだ、私の中において二次元を愛するということの意味が変わった。
こんな出来事があった、ある日のことだ、小学校の同級生だった女子から突然lineがきた。挨拶したあと
"今何しているか?"
と聞かれた。
"特になにもしていない"
そう答えた。すると向うとしては今現在の社会的身分を教えろ、という意味だったらしいね
"仕事とかは?"
と次に聞かれた。オイオイ、勝手に高卒で就職したことにしないでよ。
"一応学生"
次の質問がまた愉快であること、この上ない。
"ラ・サール?"
おいおい同級生だったよな?お前も高校卒業したよね?馬鹿なの?
"流石に卒業しましたよ"
こう返信しといた。ですよね(笑)とかいいながらまた質問
"今熊本におるか?"
"休み中はね"
"休み終わったらどこなの?"
答えるかどうか迷ったよ、でも嘘はつけないから
"宮崎"
ここからが面白いのだよ、既読はすぐについた、しかし返信がなかなかこなかった。次にきたのは1時間後、しかも質問が
"一人暮らし?"
学校の話に触れなかった。こいつは俺を落ちこぼれと見下し、無理やり話を続けるためか話題をそらした。だが彼女の判断は実に馬鹿なものである、学部まで聞かないとは何たる失態、玉の輿のチャンスを奴は放り投げたのだ。底辺大学でも東京と言っておけば、態度は違ったかもしれない、あくまで推測であるが。
俺は声高らかに、馬鹿めといってやりたくなった。
少し話がそれたと思うが、要は、私の周りの女性には心底がっかりしたのである。しかし、二次元を見てみればどうだ?私好みの女性がいるではないか。私の理想が高すぎる、いや、女性の実態を知らなさすぎるが故に私の求める女性が二次元にしかいなくなった。
だから今でも好きな女の子のタイプはと聞かれても二次元としか答えないのだ。
何度でも言おう、私は二次元の女の子を愛してやまないのだ。
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