やぁ、こんな所に迷い込んで来るなんて君も相当な暇人みたいだね。
ちょうどいい。僕の独り言に付き合ってもらえるかい?
イヤなら引き留めはしないから、どうぞ次の作品に進んでくれ。
それでも暇な人は、このまま画面を下にスクロールしてくれ。断っとくが退屈だよ?
実は今、とある文学コンテストに応募する作品について考えててね。
人呼んでシリーレターズコンテスト。死にまくりのホモの某さんが主催してるやつなんだ。
…へぇ、君も参加者なの。そりゃ面白い。気を害さないで聞いてくれよ。
で、過去の結果から、どんな作品を出せば優勝できるか、って考えてるんだけどさ。
まず、宇辰や鎌田、下栗みたいな文章力やストーリー力は必須でしょ。
ストーリーといえば米良の発想力も素晴らしいよね。これも欲しいかな。
もひとつ発想力繋がりで、流星群の岩渕やはやぶさの益山。こういう発想も優勝には欠かせないよね。
あと、康祐や原田みたいに韻文を挟んでみるのもいいかもしれないね。
見くびっちゃいけないのが吉本や末永の下ネタだ。ウケるとこにはとことんウケるし、かく言う僕もあのノリは大好きだしね。
他にも、晃史の現代文や藤本向井の深夜テンション、雪男の暗さや三上のもっくり死ね…高得点を狙えそうなファクターは数え出したらキリが無いよね。
それで、だ。
この要素をぜんぶ詰め込んだ作品を僕が書いたとしたら、どんなものになるって君は思う?
すごく酷い作品になる、って僕は思うな。
結局、良さってのは人それぞれだもんね。
あーあ、いいアイディアだと思ったのにな。失敗失敗、また一から書き直しか。
おっと、〆切の時間が近くなってるね。僕はそろそろ失礼するよ。
結局、今回も駄作しか出せなかったなぁ…自分の良さってのも、まだ見つかってないし。
まあいっか。独り言、付き合ってくれてありがとね。
君のシリコンでの健闘を祈ってるよ。
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