僕は純!
男の娘なんだ。
本当だよ?
痴漢だって平気で片付けちゃうからね、よく見ててよ。
アンアンパンマンっ
アン・・
ああっ
ああああーっ

きもちかったー
きもちかったよ
ああああんっ

「においを嗅がせろ」

だ、誰っ・・!?

「俺は小山だ」
パラパパー♪

小山は落ち着いてゆっくりと話し始めた。
「わかめ、わさび、ネギ。わかめ、わさび、ネギ。わかめ、わさび、ネギ。わかめ、わさび、ネギ。」

う、うわああああああ!!

「どうか私めに意味のない賛辞を・・」

にょろにょろにょろと体の中に愛が籠もった。
「だめっ・・あっ、うあっ、うああああっ・・・あああああ」
頭と結合したペニスは美しい誤解をそこら中に撒き散らした。
もう何もかも目に見える。

見捨てられに来たんだ・・!


純は走り出した。
舌を這わせてきた。

「ああああっ、もう助けてよ、助けて。神様、お願い」
純は淫らな走り方をした。くそう、くそう、ちくしょうと悪態をついて、泣きながら。

小山は当然のように追いかけてきた。彼のペニスも撃たれたように絶叫していた。血も涙もない緑色の化け物を捕まえるんだ。
一体誰が愛してくれるだろう。こっちは恥部に弓を構えた天使のようだというのに。
遠くで鹿の鳴き声がした。
純はさらに駆けだした。


許さねぇぞパパっ!!ママっ!!クソジジイーっ!!


ブッシュ、お前もだ!!




あまり時間は経っていない頃だろうか。
麦畑が流れた。
純は怒り狂っていた。


肉の壺を裂き、柄杓を舐め、涙をめちゃくちゃに打ち叩く。
人間不眠懐疑賞を姦淫される。
飛び交った回転は毎秒6759回転。
アナグラム、蛙、野焼き、糾弾、未知、重奏、成功、虫。


帰る場所は地味になっていく。


「必然じゃよ、もはや性行為と梯子にこだわるしかないのじゃよ。それなりの理由があるのじゃ。ところで儂のスープを飲むかね」







不幸な汚穴の中で眠れ。


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