あの娘と出会ったのは病院でした。
あの娘は薄桃色のパジャマを着ていました。
あの娘とぼくは仲良くなりました。
あの娘は病弱でいつも病院にいました。
あの娘はパジャマ以外の服を着たことがありませんでした。
あの娘にぼくは服を贈りました。
あの娘はとても喜びました。
けれど、
あの娘はパジャマ以外の服を着ないまま、人生を終えました。
あの娘は、いいえ、ぼくは、とても悲しみました。
ぼくは涙が止まりませんでした。
ぼくは何もする気になれませんでした。
ぼくも病院に入り、パジャマを着て暮らすようになりました。
そうして、
ぼくも、そのまま、あの娘と、

「You,そんな人生でいいのかい?」
ぼくの前にオバマが現れました。
「change!!チェインジだよ君!!一発もやらないまま死ぬなんて君の核弾頭が可哀想じゃないか!」
英語で何やらまくしたてたあと、オバマは何故かパジャマ姿に着替え、
そのまま眠りにつきました。
ぼくが覚えているのはここまでです。

次に目を開けた時、そこには、


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