—とある駄文と第八回から第十二回までのらいむのあとがき—

 ※名前を都合上ペンネームに置き換えています。

 ***

 (あの番組のようなナレーションで)
 まずはこれを読んでいただこう。少々前のものであるが人の目に触れないままでは惜しいものだ。
 拙作『Crossing Worlds』の正宗が実体化する前までの(当初は実体化する予定はなかった)原稿をチェックしてもらった際に、ピンク氏が書き下ろしてくれた寸劇である。

 *茶番”出番が終わった四剣”*

アキ「ふー終わった終わった。まさか主人公よりおいしいところもっていけるなんてね」
天正「だまれ座標女。お前は利用されただけじゃねぇか」
アキ「・・・あんたはある意味、座標女の座標として使われたわけだけど?」
天正「ショボーン(・ω・)」
レオン「まぁまぁ、天正君は状況整理役としてがんばってたんだし」
アキ「・・・レオン、それフォローになってないよ」
天正「どうせろくに解説もできないレポーターですよ」
レオン&アキ「・・・」
アキ「ま、アンタがいなかったらこんな風に呼び出せなかったんだから」
レオン「そうそう、君がいなかったら全ては始まらなかったんだよ」
天正「そうか、そうだよな。一応主人公(仮)としての役割は果たしたんだ。俺だって活躍したよな」
正宗「・・・僕は実体化すらされなかったけどね(ボソッ」
天正&アキ&レオン「・・・・・・・・ごめん」

 **

 以上である。
 これを消灯後に読んだ俺は一人部屋で笑ってしまった。
 そしてこの後正宗君を実体化することを決めたのである。雪男氏には多大な面倒をかけることになってしまったが。

 ではあとがきを書こうと思うのだが相当長くなると思われる。ゆえに興味のない方は一つ目の*END*まで読んで終わるとよいだろう。
 というかそうしてくれた方がよいと思う。マジで。
 いやまあそこまですら読みたくないなら別にいいですけどー…ぷぅ。

 ***

 では仕切りなおして、こにゃにゃちわ〜。めっちゃお久しぶりです。改めまして、出家中のらいむです。
 なんでお前は過去のあとがきを今(第十三回の作品として)出してるんだと言われそうですが、読んでいただければ分かるかと思います。オチが予想できるでしょうか?

 さて、第八回スピンオフからずっとあとがきを毎回毎回ipodで書いてはいたのですが寮生活の都合上、出すタイミングを失って今回まで至りました。
 今回(かくいうこのあとがきも書き変えを重ねていて、この行は第十一回『crossing worlds』表彰直後に書いた部分)も投票開示からだいぶ遅れますが、まさかの一位を頂いたので大目に見てください。

 第八回スピンオフと第九回暴発は手書きでした。手書きは手書きでいいところがたくさんありますが他人に面倒をかけました。申し訳ないです。
 そこで夏に寮へipodを持ち込んで第十回パジャマを書いたのですが、あの時の久々に電子機器を日常的に(といっても消灯後だけですが)使えるようになった感動は今でも忘れません。嬉しさに夜な夜なテキストを打ち込んでいました。原稿が消えた時は泣きそうになりましたが…。
 さらに第十一回、ipodがバレないことに調子付いてPC(with HDD2TB(P.S.壊れた)&Pentablet)を持ち込みました。ネットには繋げなくても出家中の身にとってはオアシスです。そして11:30の消灯後に1時間前後ほど遊ぶ生活が始まったわけですが、毎日原稿を少しづつ書いていると日課になり、気がつけば今回のような長過ぎるにも程がある作品が生まれてしまいました。
 果たしてアウシュビッツにこのPCを持ち込んだのは正解だったのか…。まあ間違いなく勉強には悪影響でしょうが、入寮時よりは心の闇が減ったような気がします。
 ちなみに消灯後にネットのないPCですることは確率的に原稿75%、ピスコラ10%、お絵描き10%、HSP5%ぐらいで、+αとしてアニメ鑑賞、ピー(自主規制)、などです。マジで何かを書くということ(シリコン中心)が好きになりつつあります。
 ついでにもうちょっと脱線すると、寮生になったとはいえマンガとラノベはちょくちょく買って読んでます。最近色々好きなやつがアニメ化されて嬉しいような悲しいような感じなんですが、見るとハマってしまう辺り単純な人間です俺は。
 で、つい先日、俺が中二の時に名言発表の授業で紹介したほど大好きなレンタルマギカがひとまず完結したわけです。いやあ本当面白かった…。ってのはさておき、この三田誠先生の文を読んでると気づいたんですよ。
 失礼ながらも、ああ俺の書き方はこの人に影響されてるんだなあと。設定で押し切るみたいなとこも似てるかもしれません(めっちゃ失礼)。俺の拙いファンタジーに飽き飽きしているのなら是非スニーカー文庫レンタルマギカシリーズをお読みください(宣伝)。きっと俺の拙さがよく分かると思います。
 もっと言うと、俺の厨二設定はこのレンタルマギカ含め三田誠先生のラノベに出てくる現実の宗教や文化に基づく現代の魔法概念の影響がかなりあるんじゃないかと思います。あとは敬愛する十文字青先生のばらまりゃーを中心とするガチファンタジー世界、kunori先生のSAOの剣中心世界や加速世界、岩井恭平先生のムシウタの日常と非日常が巧みに交錯する世界などなど。あと最近寄りのラノベらしい軽いファンタジック設定と人間関係で爽やかに駆け抜ける田口仙年堂先生やひたすらにラノベらしからぬ語彙を使いながらもとことんラノベであり続けるロミオ先生も好きです。今あげた六人は原稿書いてる途中に読んでたので所々影響が出てる気がします。
 ムシウタの最近の展開は鳥肌がやばいです。SAOはアニメの影響もでかいです。ばらまりゃーは打ち切られないことを祈りつつ楽しんでます。田口先生作品は今遡り中。ロミオ氏の人類衰退は積読消化しました。
 ちなみになぜこの六人が好きなのかなと考えて見るといくつかの共通点があるような気がします。そしてそれはいつか俺が書けるようになりたいものです。
 一つは世界観。ここでいう世界観はそのままなんらかの異次元世界を作っているということです。いわゆるラノベチックにセカイ的。絶対にあり得ないんだけどなぜだかそんな世界があるような気がする濃密な世界を作り上げたいものです。文字通り引き込まれる世界が作れたらなあと。
 一つは群像劇のレベルの高さ。もともとラノベにはキャラが多いものが多いですが、その中でも彼らの群像劇は群を抜いて人数が多く、それでいて一人一人が生き生きとしています。彼らは総登場人物で言えば軽く数百人、メインのキャラだけでも数十人を自在に操っています。作家一人の頭からそれだけのキャラクターとその数だけの物語が作れるのならば、それはどんなに楽しいことなのだろうかと憧れます。
 一つは総括っぽいですがあくまでもラノベだということ。厨二だ、萌えだ、ではなくラノベという表現形式だからこそ出来るものを書いているんです。文学小説などでは許されざるような何もかもから解き放たれているといえるラノベにしか出来ないことがあると俺は信じています。なおかつ軽く読める。あっさりという意味ではなくどんなに複雑な設定でもすっと頭に入ってくるように読める。それを自分なりの形で表せたらなあと思っているのですがねえ…ただのイタい厨二です今の所。
 一つは…ってキリがないですね、ここら辺でやめときます。これらに有川浩先生のようなファンタジック要素がありつつも魅力ある人間模様にメインのスポットをあてる、というのも目指す一つの領域ですね。男子校上がりの俺には一番遠い領域ですが。あのベタ甘恋愛に憧れてたまに恋愛っぽいことやってますがお読みの通りひどいものです。
 要するに俺は、今自分のいる世界ではないどこかのファンタジー世界設定の中で、わんさか魅力あるキャラ達が生きて、それぞれの物語がところどころで交わってお祭り騒ぎをするような一つの“物語”を作り上げるラノベ、というのがやりたいわけですよ。多分。でも、それにはまだまだ足りないものだらけです。
 この俺の妄想/幻想/想像は本当に中学二年生いや、もっと前からずっと抱いているものです。少しづつ具体的に何が書きたいのかは変わっても大本は変わっていないように思います。
 とはいえ想像するばかりで、本当に書いたことはなかったんです。そう。厨二病の典型、書く書く詐欺や壮大な(気がする)設定だけで満足ってやつです。唯一書いたと言えるのは珍宝銀銀丸、ブエナビスタ、霧の人とやっていたリレー小説ぐらい。どうでもいいですがそれがレオン、ルナ、ファルデスの初出場所だったりします。
 つまり、俺の妄想は形すらないゴミに過ぎなかった。
 だけど、去年のシリコン開始以来から、自分のゴミにみんなが形を与えてくれた、そう思っています。
 一人で空回りしてでもいい。もしかしたら読んでくれる人がいるのかもしれない、そう思うと筆が進み始めました。
 止まっていた俺の“セカイ”を動き始めさせてくれたシリコンには本当に感謝しています。だからこそ拙いなりに全身全霊を込めて、第二回の『ColorAge』から俺の試行錯誤の塊を紡いできたんだと思います。
 正直長いだけでイタいやつ、でも構わなかったんです。読んでくれて少しでも感想をくれる人がいたなら、それだけで幸せなことだと思います。最大で二十人近くもの、ずばっと感想を言ってくれる人達に読んでもらえる、こんな素敵な場所はそうそうないでしょう。
 それだけでなく、『ColorAge』や『Crossing Worlds』初期シリーズでは身に余る票を頂いて本当に嬉しかったです。長いだけが取り柄と言われたのでとりあえず長くしてると言いながら、その実、自然に書いてたら長くなっていただけで照れ隠しにそう言ってただけでした。楽しんでもらえたらというよりも俺自身が楽しい方に傾きがちです。
 だから、きちがいの時に『寄る辺なき夜は星を探す』がほぼ無票になった時、ああもう俺のは飽きられたな、と自覚しました。受験での失敗もあってネガティブまっさかりでした。
 一丁前に悔しがったりなんかして、自分のだと分からないようにだとか理由をつけて『放課後リサイクルボックス』や、『Tangerine』を書いてみました。
 そうしたら予想外の高評価。嬉しかったは嬉しかったんですが心の奥では、違うんだ、俺の書きたいのはこれだけじゃないんだ、と泣き叫んでいました。
 でも、また厨二で長いのを書いて低評価を食らうのが何となく怖かった。俺のチキンハートはいつでも全開ですから。
 そんな時に、コメントや感想欄あるいは直接、お前、あれの続きはもうやらないのかということを一部の方々から言われて、また一つ気づかされました。面白い面白くないじゃない、書いたら終わらせるのも筋なんだ、と。
 書きたいものを書き連ねる人達の中で、自分は何をやっているんだ。書きたいものを書くしかない、と。
 極めつけはスピンオフでした。あまりに俺が書かないから結末の一部を匂わすものを書かれた。何かが自分の中でめらめらと燃えあがったような気がしました。恥ずかしかろうが、つまらなかろうが、やってやろうじゃないの、と。
 設定書を引っ張り出し、整理・データ化し、雪男とピンクにも押し付け、シアンやアキや正宗を用意しました。
 そして『終わりと始まり』がもっくり賞だった時、まだ書いてもいいのかもしれないと思いました。
 突っ走るだけだと決めました。それでもみんなが書けって言うからとかなんだかんだ理由をつけて書いてたあたり、自分のちっぽけさに笑えます。
 とりあえず今まで以上に長くしまくればお情け票が入るかもしれない、そんな狡い打算もあって若干の訂正を加えつつ±、+1を一つにして総集編として書き始めました。
 設定とキャラだけ置いて動かす式の俺の書き方ではおおまかな筋は決めていても、どう展開していくかは俺にも読めません。天正達が好きに動いていった結果ああなったというだけです。結局書いてる俺が一番楽しかったから筆は進みました。
 模試の不出来などでへこんだ日はメタ発言まがいのこともなんかさせちゃってますが、まああれはあれでありかなと。他にもピンクと相互で原稿チェックしてた時には、ああこいつには敵わないなと思いつつも戦闘シーンを少しだけ増やしてささやかな抵抗を試みてたりしてました。彼の戦闘描写はマジでどっか出していいレベルだと思う。もちろんそれ以外も。
 んな感じでピンクや雪男の助言にも支えられながら、ついにひとまず天正の物語が完結した時は本当に燃え尽きました。もう満足だ、これで評価はどうなろうと俺は楽しかったんだから十分。そう思ってもっくりに送信しました。
 アンバランスな約八万字が配信メールの半分を埋めていたのを見た時にはああやってしまったなあと思いました。黒歴史確定(笑)KOREHAHIDOIならぬKOREHANAGAIをもらってしまいそうとかしょうもないことも考えてました。
 そして完成したピンクの吸血鬼の話や、他の方々の作品を読んだ時、ああやっぱすげえやこの人たちはと思いました。どれもそれぞれで面白い。本気で第十一回は下位だろうと思ってました。そもそも読まないだろうな長すぎて、とも。
 …だから北予備で飯を食ってる時にピンクから、そういやお前一位だったよという話を聞いた時は冗談かと思いました。お情け票が積み重なってもせいぜい五位ぐらいかと踏んでたので。
 お情け票でもいい、自分なりの書きたいものを今の全力で書いたものが一位だった。それが本当に心の底から嬉しかったです。改めて書いてよかったな、と。直前に返却された模試が酷くて沈んでいた気持ちも和らぎました。昼休み後の授業はずっとにやけてました(笑)
 シリコンに感謝です。普通では味わえない荒削りで読むこと書くこと両方を楽しめる場所。参加していて良かったと思います。
 それと最近思うのは、各作者がキャラクターとしてそれぞれの物語を持ち寄り、シリコンそのものが一つの“物語”となっているのではないかということです。どうでしょうか?
 だからこそまだまだこの“物語”には続いて欲しいのですが現状として、俺の作品がお情け票で一位になってしまうほどの状況。むしろ一年続いている方が奇跡なのでしょうか?
 俺はできる限りこのすばらしい“物語”を存続させたいと思っています。

 なので、この作品を読んでくださった皆様に最大級の感謝とともに激励の意も込めて。

 —俺の季節のイベントはシリコンです。


 ***END***


 *蛇足*

 以下は積み重ねた過去のあとがきとかの具体的な話です。
 暇で暇でしょうがないという人はどうぞお読みください。自己責任で。
 毎度毎度書き重ねていたので時制等おかしいかもしれませんがご容赦ください。

 第八回 『もしもテーマが浪人だったら』

 タイトルまんまです。解説では深く読み込まれていてこっちが驚きでした。それと入っていた票は浪人仲間の同情なのか、大学生の憐れみなのか…。
 もし原稿が落ちたらとりあえず何かは出そうと思って考えていた苦肉の策でした。ものの見事にそうなりました。
 後述するアキとクルエ組のスピンオフや正宗のスピンオフも考えていましたが、一番やりたかった全作者からの出演キャラによるM-1グランプリが開催出来なかったのは残念だったなあと思います。あとピンク君とやる予定だったボンバー井上大運動会も。
 スピンオフって意外と難しいんですよね、何がってネット環境がないから原作を確かめられないということが辛かったです。結果として短くまとまっていたままるこ先生の作品をお借りしました。まあこれはこれでよかったんじゃないでしょうか。おっぱい。

 第九回 『終わりと始まり』

 これに関してはまずお礼から。もっくりくんと雪男くん、あの殴り書きの汚い下書き一万五千字の打ち込みありがとうございました。あまりに汚くて解読班も出来てたらしいですね。自分でも読めないレベルの雑さでした。しかも日本語おかしいところ直してくれたり不自然な設定を指摘してくれたりともはや合作ではないかというぐらいご協力してもらいました。そして原稿を渡す機会を作ってくれたASHIDOくんと、シアンの名前を考えてくれたり設定を一緒に悩んでくれたピンクくんにも感謝です。
 今、読み返すと内容も雑で飛び飛びな文ですね。説明してないとこ多すぎる…。なぜ二位になったのかが分からない…。
 適当に説明をします。
 Dr.Owl→WORLD
 全てはこの単純なアナグラムを思いついたことから始まりました。ついでに四剣も絡めれば一応あれの続きを書いてるフリにはなるかと思ってごちゃ混ぜにしました。
 ついでに言うと武劉もWORLD→Lord・W→ロード・ダ・ブリューからです。
 鳥人設定は一部鳥神の変換ミスもありますが昔から考えている話をベースにしています。その中に出てくるのが銀炎ノ鳳凰-シルヴァレイズフェニックス-です。この俺のメアドにもなっているシルヴァレイズフェニックスですが元々は名実ともに中二の頃作った設定であり、遊び仲間のパーティー名にもしていました。今思うとそのメンバーだった俺とASHIDOと七星九土とGURS四人全員がシリコンに参加しているとは不思議な話です。彼らを焚きつける意味でも出してみたのですが七星九土には読まれてすらいなかったですね…。
 あと五式の一人が出てきたのですがこれの設定書をどこかにしまい込んでしまっているのでうろ覚えで書いてたりします。ホントはめちゃくちゃ強いんですけどそれよりもオウルが強すぎでした。まさに強さのインフレ。
 他には神クラスで出てきたのがいつぞやのルーパスと新キャラのナルカミでしょうか。ルーパスも俺の中ではかなり古参なんですがまともに作品として書いたことないですね。最強の○○の時に未完のがあったんですけどねぇ。ナルカミは六月の異名、鳴神月から。スワンは鳥の中から適当にフクロウとは違うタイプのを選んだだけです。せっかく考えてくださった皆さんごめんなさい。
 この作品ではだいぶ俺のこのシリーズの世界観を明かしてみたのですが読者を置いてけぼりにしている気がしてなりません。どうでしたでしょうか。自分的には強さはインフレしましたが剣の設定はかなり気に入ってます。タイトルはそのまま一連の剣の物語の終わりと始まりでした。オウルの終わりとシアンの始まりも兼ねて。

 続けて

 第九回 『Lost Child』

 これはピンクくんとの合作です。合作といっても俺がスピンオフの時にやりたかった話をオウルの話とミックスしてプロットをピンクくんに押し付けただけなんですが、見事素晴らしいアクションに描ききったのはさすがピンクくんだなあと思います。
 シアンの名前も決めてもらったり、通貨はどうするのかなど自分では気づかないような視点からの意見ももらって勉強になりました。それと四剣のマルチブレードアタックシステム(以下MBAS)は彼の発案です。絵で見せてもらった時は感動するかっこよさでした。このMBASがいわゆる第三段階にあたります。武劉は達人かつ新型なので戦艦に形状変化した上でMBASによる一斉砲撃とオウルのための武装MBAS変化という反則技をかましてますが原型はアキが使ってたやつだと思って下さい。他にもしょうもない裏設定がいっぱいあったのですがめんどくなって書けませんでした。城の全体図とかね。
 タイトルはピンクくんが上手いのをつけてくれてたのでびっくりしました。この赤ん坊は一体何なのか?時空迷子と言えばお気づきになるでしょうか?お分かりになった方はどうぞお楽しみにしておいてください。いつか書きます。P.S.書きました(笑)結局このあとがきの煽り意味ねえ…。

 第十回 『桜と夏と花と実と』

 元々は夏らしくホラーを書こうと思ってたのになぜこうなった。怖いシーンを思いつくと自分で泣いてしまうので気がつけばこんな話になりました。マジです。怖いシーン思いつくとマジで涙流してました。
 名前が思いつかなかったのでまたもや例のアレから流用で続きというか番外編の体裁を取りました。ふと思いついたキャラは夏実ですが、俺の記憶にいるなっちゃんはおとなしめで文学少女なのになぜか元気な女の子に。
 さてハンター天正が出てきましたが、根底にあるのはやはりスパナチュのイメージでしょう。それにファンタジーも加えて日本風にした感じですかね。結局ごちゃ混ぜってことですが。
 二人が初めて会ったときなので四剣とかはまだ持ってないときです。春待もガイナに捕まるずっと前。氷華一刀流の話はいつかするのだろうか。いや、しないだろう。
 なんとか書ききれたのでまっ良かったなと思っています。

 第十回 『孤独』

 ふと思いついたダジャレを詞っぽくしただけです。そんだけ。
 寝巻き 返してよ。

 第十回 『パジャマニア』

 俺の作品中では一番パジャマに触れてた作品だったのですが、メールの送信ミスでサーバーのどっかに消えたみたいです。無駄に長くて厨二とは違う意味でイタいから神様が出すなそんなもんと言ったのかもしれません。
 ファンタジーなしの学園系最近風ラノベをやってみようと思って始めたのですが途中から飽きて会話ばっかりです。
 名前がしょうもない語呂で出来てたりします。
  I'm crazy → 愛椋 怜司
  まだマトモよ → 間玉 友代
  Mad → マッド
  パジャマ →はじやま
  久方 瑠那 → 久方の(月を導く枕詞) ルナティックと月の意味でルナ
  七夕 → なゆ
 という無駄情報でした。
 キャラの個性には一部こんな人がいたら楽しそうなのになあという俺の願望が入っています。
 あと作中の下らないパジャマ説はもちろん嘘ですからね。
 結局変な所に落ち着いたこの話。やっぱりキャラだけ置いて自由に動かすと収拾つかなくなりました。読み返すのも恥ずかしい。字数だけは過去最高(P.S.当時)の25000字ぐらいの駄作ですが誰かの目に入ったなら幸いです。
 P.S.キャラクター自体は結構気に入ってしまったので五式に流用しました。まあ最初からする予定ではあったんですけど。Lambdaくんには関係しない、続かないと微妙に嘘をついてしまったのですが…。許してー。
 軽く仄めかしてましたが彼らの部室の入り口とは反対にある入り口が向こうでも出た“世界”への扉です。その話はいつかまた。
 舞台となった学校自体もそれなりに設定が作ってあるので以後ファンタジーとは関係なしの話の時にも使うかもしれないです。何の予告だか。
 れいきゅうぅぅん!どうでもいいですが俺は特になゆ様と梨音が好きです。

 はい、長くなりました。こんな感じでした。

 さらに重ねます。ここで言うのもなんですが、上のP.S.とここから先は十一月に書いてます。

 第十一回『Crossing Worlds』

 一時は君臨し続ける最長記録だと信じてます。さあ越えてみよ諸君!
 『±』『+1』を描写プラス&一部記述を変更して再録し、クライマックスを足した形となりました。再録部分で設定そのものに手を加えるのは反則だというしょうもないプライドがあったのでやってないです。多分。
 それとお気づきと思いますが少しでも読みやすいようにこのあとがきにも用いている***割りを始めました。もっくりを労わる意味でも。
 にしても、いやー終わるとは思わなかった。←おい作者。
 無理やり、ご都合、飛び飛び、変な日本語、厨二病、等々自分が出せる限りの物を出し切ってしまったと思います(笑)
 ではまずは関係者にお礼を。
 もっくり!ありがとう!お前がいなければこの作品は生まれなかったし、評価してもらえることもなかった。
 ピンク!さんきゅー!なんだかんだ言って俺の愚痴に付き合ってこんな中二を一緒に考えてくれて助かった。
 雪男!どうも!正宗と輝雷がんばれ!設定とかもう気にしないで今度はお前の世界を見せてくれ。
 あとSPの友人達!これからもシリコンを盛り上げてくれ、特にGURS。最近リア充してんのか、おぉこら。
 すいません変な深夜テンションです。こう言ってる俺もそろそろ受験が近いので投稿できるかは分かりませんが。
 …さて、何を話しましょうか。
 ああ、あれです。
 スターバードの愛称がスタバっていいですよね。気に入りました。
 なんで彼女が人気になってたのか分かりませんが、作者的にはそういう感想を頂けると嬉しいですね。昔なんかのラノベのあとがきで自分の予想しないキャラが人気になることの方が多いってのを読んだのを思い出しました。
 ちなみに俺はシアンが気に入ってます。描写量の差でお分かりでしょうが。もちろんどのキャラも好きなんですけどね。
 xnu!7くんには毎度毎度丁寧な講評をしてもらってほんとありがたいです。あれだけ読んでくれたら十分すぎです。おかげさまで俺が設定をここに書く必要が無くて助かります。←おいおい。
 いやーもし俺が痛い設定をここにぶちまけたらただでさえもう長いのにさらに長くなっちゃうじゃないですかー。xnu!7くんの解説で大体合ってるので参照してください。ちょっと違うのはルーパスハウルは世界側の魔王ってことですか。エースとは関係ない…実は裏設定では関係してくる予定だったのでどきりとしましたが(笑)
 何言おうかなあ…全部書いても俺の自己満足甚だしいし。設定書は共通の大枠設定が一ファイル、キャラ設定が二ファイルと一枚、魔法設定が一ファイル、十一月党シリーズ専用が一ファイル、ピンクと交換したのが一枚ですね。これ全部投下したら字数が本編に追いついてしまうのでやめときます。
 十三番目の猫達— レイト・アウト・キャッツ・K —についてでも書きますかね。出ました猫さん。頭の中では超かわいいですよ。
 『Tangerine』の猫も絡めようかなと思ったのですが流石に殺されそうだったのでやめました。
 どうでもいいですがちゃんと書くと、Late Out Cats K、略してLOCKなのです。Kが十三の時点で何かに気づけばいつかどこかで伏線回収した時にでもにやりとしてください。13の数自体にも一応意味あったんですけどねえ…遅筆のせいできちがいもゴミ箱もスピンオフも出せなかった作品があったので回収不可となりました。
 ゴミ箱が特になあ…。
  —世界のゴミ箱おぉぉっ!“ワールド・ダンプ”!喰らえ星を、汝の欲するがままにっ!
  —どうして、どうしてだ唯一神!答えろ!お前が止めなきゃ誰がこの世界を守る!?
  —ごめんね、私はもう…
 何書いてるんだろうね俺…。スルーしてください。いつか過去の未完作品ってテーマとかにでもなったら頑張りましょうかね。とほほ。
 あ、やべえもう一万字だ。そろそろ終わらないとですね。全然そんなこと思ってないですけど。
 えーっとタイトルは某曲から文字ってるのもありますが、±、+1、と意味ありげに来てそれかよと思った方も多いかと思います。でもこれにしたかったんです。“世界”が交差するお話ですから。
 めんどいことを言っておくとCrossは†で剣と±+1の踏襲も兼ねてます。要するに今までのタイトルは折れた剣だったんですよ。そして一つの剣になったと。
 それとオウルを気づいて欲しくてアルファベットでWorldとしたのですが、そんなアナグラム気づく人いないですよね、はい。
 んでさらに全体(†ing Worlds)を並べ替えるとSing World †(Sword)、歌え世界の剣、となるんですが…。はい。singに含める予定だった銃神の話も出来てないですしね。
 そもそもWorldsの中にSwordが入ってるのってなんか面白いなあと思ってたんですよね。え、どうでもいい?そうすか。
 あーそういやLambdaくんがあるアナグラムに気づいてましたね。しかも一番核心部分。
 そうレオン君はLEONで正解です。ただ、ノエル、NOELはピンクくんの作品のとは関係ないです。
 しかし、今回俺がもう一個出す予定だった作品の主人公がノエルでしかもヴァンパイア設定でした。
 奇跡の一致。
 俺はこっちが大事だったので今回は辞退し、いつかに繰り越しました。俺のLEON関連のアナグラムは元のレオンの話でも大事な部分になるのでヤバイなあと思ってます(汗)
 LEON、NOEL、NELO、LNOE等々使えるんですよこの四文字は。今後少しでも頭の片隅に置いてると面白いかもしれません。
 ってかピンクくんとお互いの原稿チェックしたときは驚愕しましたね。ルナもカブりましたから(笑)しかも嬢ちゃん言うなっ、とルナちゃん言うなっという台詞まで似てましたし。あのときはほんと笑いました。コラボしてるのかと思った人、全くの偶然ですからご心配なく。
 さてさて結局この話は全部が第一地球神の茶番だったのかよってオチは俺もあんまりかなあと思ったのですがなんつーかああでもしないと広げた風呂敷が空中分解しそうだったんでとりあえず終わらせるために無理やり畳みました。ごめんなさい。まああれはあれで。
 一応触れとくと、ColorAgeの世界が第一地球です。あれで星間のなんちゃらとかも言ってたと思います。繋げるのって楽しいですよね。書く側が主に。
 何度も言ってるようにこれを書いてて一番楽しいのが俺ですからね。置いたキャラクター達がやりたい放題やるもんだから…楽しくて楽しくて。スタバがガイナ連れて地獄行った時はマジかよって思ってました。
 ああ…戦闘描写とか上手く出来ればなあ。全体の作品通して、ぼかしながらのなあなあで進めてます。それでも楽しいですけど。頭の中では。
 いつかのためにキャラや世界観はそのままで能力とかにバランスつけて、一から組みなおしてはいるんですがそれは受験が終わったら書こうかなと思います。というか出来ればこれは漫画で描きたい…。

 そして何よりも、こんな長いものを読んでくださった方々、本当にありがとうございました。何が何やらだったでしょうが、今までの大集合でお祭り騒ぎの楽しさを少しでも感じていただけたのなら幸いです。
 このシリーズの派生が描かれることがあれば、またお付き合い頂けると嬉しいです。

 ラストいっくよー。

 第十一回『あかし』

 これは原稿落ちした時用の保険で書いてた奴です。他の作品とは一切関係ないです。今の所。なるべく台詞だけで回すことを念頭に置いた作品でした。
 こじんまりと出来て俺はみんなに負担を与えずにすみそうでよかったと思ってます。
 まあ結構ありがちな少女魔王と勇者の悲劇。あと正義と悪の相対性をやりたかったんですけど失敗でした。
 PDFで綺麗に見た目を整えたのを送ったんですがテキストファイルのみが採用された模様です。
 これともう一個演劇で悪役を演じることになった女の子の話も一万字くらい書いてたのですがエンディングが思いつかないままメインに取り掛かったので流れてしまいました。無念。
 タイトルは当初では僕と君の理想の物語、でした。

 はい。ではやっと終わろうかと思います。眠くなってきたのでzzZ
 十二回のあとがきもここに書いてもいいのですが、まだ終わってないのでそのうち。
 また新しいシリーズを始めてしまい収拾がつかなくなりつつあります…。
 蛇足の方が長くなりましたがここまで読んでいた方がいればどうもです。時間無駄にしたとか言うな。


 では改めてもう一度。言いかえて。


 —これからも一緒に季節のイベントを盛り上げましょう。


 ***END***


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