もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
12人が小学生
35人が中学生
38人が高校生
10人が大学生で
5人が社会人でした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
10人が高校生
30人が大学生
45人が20代
10人が30代
3人が年齢不詳のロリババアで
2人が35歳以下の人妻です

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
60人が黒髪
25人が茶髪
12人がピンク髪で
3人が緑髪でした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
60人が黒髪
30人が茶髪
8人が金髪で
2人が銀髪です

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
80人がツンデレ
10人がクーデレ
9人がデレデレで
1人がヤンデレでした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
100人が素直に好意を伝えてくれてます

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
30人が血の繋がっていない妹
25人が幼馴染
25人が血の繋がっていない姉
15人が後輩で
5人が家庭教師のお姉さんでした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
40人が幼馴染
30人が学生時代の同級生
20人が道端ですれ違う女性で
10人が血の繋がってない姉妹です

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
前戯だと
50人は足コキが得意
24人はフ●ラが得意
18人は手コキが得意で
8人は素股が得意でした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
前戯だと
50人はフェラが得意
20人はパイズリが得意
15人は手コキが得意
3人は足コキが得意で
12人はマグロで構いません

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
50人の一人称が「ボク」
40人の一人称が「私」で
10人の一人称が自身の名前でした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
80人の一人称が「私」で
19人の一人称が「ボク」で
1人の一人称が自身の名前です

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
俺のことを
30人がアダナ
25人が呼び捨て
20人が「先輩」で
25人が「豚」と呼びました

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
俺のことを
50人がアダナ
40人が呼び捨て
6人が「お前」で
4人が「先輩」と呼びます

もし世界が10年前の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
Aカップが15人
Bカップが50人
Cカップが30人で
それ以上が5人でした

もし世界が現在の100人の俺の「理想のヒロイン」だったら
Aカップが0人
Bカップが10人
Cカップが25人
Dカップが30人
Eカップが25人で
それ以上が10人です



──あれから10年。
10年前と比べてロリコンから大人好きになったのは成長だろうか。
否、ただ同年代をずっと好きなだけでそれを成長と呼ぶには烏滸がましい。
理想を描いてもその理想に近づく努力もせず28歳になってしまった。
18歳の10年後、大人と言われる年齢になって10年、それは短い年月ではなかった。
しかし俺は昔思い描いていた「理想の自分」になれなかった。
そんな俺が「理想のヒロイン」に巡り合えないのはきっと不運ではなく必然なのだろう。
あぁ、それにしてもサラサラ黒髪で眼鏡をかけた文学少女が目の前に現れないだろうか。




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